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2008年1月18日金曜日

二十九年前に買ったラジオの修理でソニー本社へ その2

持ち込みで修理を依頼していたラジオについて "完了した" と電話があり、JR品川駅近くのソニー本社ビルへ引き取りに行ってきました。
ICF-SW7600GR
本社内にある「ソニー・サービスステーション品川」に預けたのは、BCLレシーバ "ICF-SW7600GR" と
FM/AMラジオ "ICF-M10" の二台です。

"ICF-M10" については、全く受信不能でしたが、持ち込み時の予備的な診断と点検でFM受信の機能は回復し、AM受信はスキャンするものの受信不能で、そのまま修理受付となっていました。

しかし、数日後に電話があり、バーアンテナと一部のパーツに不良があり代替えパーツも無く修理不可と告げられ、やむなく引き取ることになっていました。
それでも、FM受信の機能が回復したことは、不幸中の幸いとも言えラッキーでした。

ICF-M10
この "ICF-M10" は、二十九年前に買った正に時代物で、まず、修理を受け付けてくれるのか?心配でしたが、門前払いになることなく、修理のためソニーの修理現場を往復してきたこと自体、その対応に好感を持ちました。
BCLレシーバ "ICF-SW7600GR" については、不覚にも物を落下させ、スピーカの部分のパネルが凹んでいました。外観的な損傷は、機能的な不具合ではないので、保証期間内でも有償修理、この事例では購入価格の三割ほどの修理費用が掛かると言われていました。

サービスの方から手渡された "ICF-SW7600GR"は、綺麗な元の状態に復帰していました。そして「スピーカも交換しました」と予期せぬ説明がありました。パネルが凹んだ時でも受信音は明瞭だったと思いますが、ソニーの粋なはからいに、製品と共に保証書を有り難く受け取りました。結果として、今回は二台とも修理費用は発生しませんでした。


追記
誤解があるといけないので、追記しておきます。
不具合のある製品を、ソニー本社へ持ち込めば、なんでも何とかなる話しではありません。
通常は、こんな年月の経った製品は門前払いです。

今回は、数日前まで、働いていた製品に不具合が発生し、ついでがあり、ダメ元で持参しました。

電池の液漏れが、その場の点検で確認され、簡単な処置で一部の機能が回復しました。その他の不具合も軽微?で、バックステージで何とかなるかもとの判断があったようで、修理受付になりました。その時は、立て込んでいたため、お預けでしたが、補修パーツも無く、当然ながら修理不能で後日引き取りに行きました。

取扱説明書に明記されていますが、ソニーでは、製造打ち切り後、約6年間は補修パーツを管理し、それを過ぎれば修理不能です。また、製品の取得価格に比べて修理代(基本料+技術料+補修パーツ代)が、かさむ様であれば、(例えば、一万円もしない製品などは)新品をお買いくださいとアドバイスされることもあります。

2008年1月8日火曜日

二十九年前に買ったラジオの修理でソニー本社へ その1

具合の悪いソニー製のラジオ二台を持って自転車でノンビリと二十分ほど、JR品川駅近くのソニー本社ビルへ行ってきました。JR山手線品川駅東口(新幹線口)からだと徒歩で十分は掛からないところです。
実を言って、ここへ行くのは初めてです。
JR品川駅港南口から近いソニー本社

ICF-SW7600GR
ソニーは、これまで、事実上の創業の地となった品川区御殿山に永らく本社がありましたが、昨年の春、この地に本社を新築し移転しました。
地下二階、地上二十階建て、高さは約100mもあるそうで、総ガラス張り、まるで巨大なスケルトンのキューブを連想させる様な建築です。
一階は広々とした空間だけがあり、まるでイベントホールの様な雰囲気です。その中央にポツンとインフォメーションカウンタがあり、オフィスそのモノは二階以上にあるようです。
しかし例外的に?「ソニー・サービスステーション品川」だけは、一番奥の隅に透明なガラスのパーティションで仕切って営業していました。
サービスカウンターは三つあり、たまたま、私が行った時は空いていたのか?私一人だけでした。

ICF-M10
ここへ持参したBCLレシーバ "ICF-SW7600GR" と FM/AMラジオ "ICF-M10"(右の画像)をバッグから取り出しテーブルにソッと置きました。
買ってから一年も経たない "ICF-SW7600GR" は、不覚にも物を落下させスピーカの部分のパネルが凹んでいて、これまで綺麗に丁寧に扱ってきたのに我ながら情けない次第です。

外観的なダメージであって、機能的な不具合ではないので、保証期間内でも有償修理となり、購入価格の三割ほどの修理費用が掛かるらしく、これにはビックリ。それでも、市販されているBCLレシーバーとしては、これに変わるモノが無く、これからも末永く大事に使っていきたいのでお願いしました。

"ICF-M10" は、二十九年前に買った正に時代物で、まず、修理を受け付けてくれるのか?心配でした。つい先日まではシッカリと受信出来ていて、突然ですが電源が入らなくなりました。その場でサービスの方がチェックしてくれて、液漏れによる金具の腐食らしく、それ拭って取りあえずFMは機能を回復しました。AMはスキャンすれど受信出来ず、結局はお預けし、実用レベルまで復帰できるのか?診てくれることになりました。

この "ICF-M10" は、今でも語り草になっている、テンキーによるデジタル・ダイレクト・チューニング方式を採用したジャンボBCLレシーバ "ICF-2001" より一年前の発売で、恐らく、チューニングにPLLシンセサイザー方式を採用した小型ラジオとして初代になるモノと思います。それぞれに思いのこもったモノだけに、結果に期待しています。


追記
誤解があるといけないので、追記しておきます。
不具合のある製品を、ソニー本社へ持ち込めば、なんでも何とかなる話しではありません。
通常は、こんな年月の経った製品は門前払いです。

今回は、数日前まで、働いていた製品に不具合が発生し、ついでがあり、ダメ元で持参しました。

電池の液漏れが、その場の点検で確認され、簡単な処置で一部の機能が回復しました。その他の不具合も軽微?で、バックステージで何とかなるかもとの判断があったようで、修理受付になりました。その時は、立て込んでいたため、お預けでしたが、補修パーツも無く、当然ながら修理不能で後日引き取りに行きました。

取扱説明書に明記されていますが、ソニーでは、製造打ち切り後、約6年間は補修パーツを管理し、それを過ぎれば修理不能です。また、製品の取得価格に比べて修理代(基本料+技術料+補修パーツ代)が、かさむ様であれば、(例えば、一万円もしない製品などは)新品をお買いくださいとアドバイスされることもあります。