AM全盛期のトリオのアマチュア無線機(1960年代)
この時代の無線機の多くは完成品と球付きオールキットの併売だった。
9R-59/TX-88Aライン←アマチュア無線局定番のラインナップ
型番_名称_価格
9R-59 通信型受信機 33,000円、球無しオールキット18,500円
SP-5 専用スピーカ 1,950円
CC-6 50Mcクリスタルコンバーター 球無しオールキット 7,900円
TX-88A オールバンド送信機 球無しオールキット21,000円
TX-88 オールバンド送信機 球無しオールキット12,000円←TX-88Aとは全く別機種
オールバンド通信型受信機
型番_名称_価格
JR-60 オールバンド受信機 球無しオールキット 29,900円
JR-200 オールバンド受信機 球無しオールキット 14,500円
受信機用周辺機器
型番_名称_価格
SM-5 プリセレクター・コンバーター 球無しオールキット
CC-2 144Mcクリスタルコンバーター 球無しオールキット 7,900円
VFO-1 オールバンドVFO 球無しオールキット 11,000円
2m&6mバンド送信機
型番_名称_価格
TX-26 2m&6mバンド送信機 球無しオールキット12,000円
VFO-2 2m&6mバンド専用VFO 球無しオールキット 4,990円
2mバンドトランシーバー
TR-2 2mバンドトランシーバー 49,500円
6mバンドトランシーバー
TR-1000 6mトランシーバー27,500円← 50Mc携帯型では一番人気
TR-5000 AM/FMトランシーバー 39,800円← トリオ初の車載機
ディップメーター
型番_名称_価格
DM-6 グリッド・ディップメーター 7,990円
3.5&7Mcトランシーバー
型番_名称_価格
TRH-1 Sky Dream 球無しオールキット 23,300円← トリオ初のHFトランシーバー
SSBライン ← トリオ初のSSB機
型番_名称_価格
TX-388 SSB送信機 59,500円
SP-16 専用スピーカ 3,500円
JR-300S ダブルコンバージョン通信型受信機 64,000円
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2020年4月15日水曜日
2014年8月13日水曜日
トリオの JR-60は、ジャンボ・レシーバーだった
ケンウッドのフラッグシップ モデルとなった HF/50MHzトランシーバー TS-990S。
横 46cm 高さ18cm 奥行きは 40cm以上で、約 25kgと、並外れのビッグサイズにビックリしていた。同じケンウッドのアマチュア無線用のトランシーバー TS-590Sや TS-2000SXをベースに考えると如何に大きいかがわかる。
先日、ふと思い出したトリオ(現ケンウッド)のアマチュア無線用通信型受信機に JR-60がある。半世紀も前に出たモデルで、同好の士でも、今日では型番すら知らない者が多いだろう?
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| 上が JR_60、下が TS-990S |
AM時代の最後を飾るに相応しい、当時としては、フルスペックを搭載したと言えそうな受信機だ。当然ながら、真空管式であり、それだけでも現在のモデルに比べれば、遙かにビッグサイズになる。
捨てられずに、ファイルしてあった当時のカタログを見ると、横 43cm 高さ19.5cm 奥行きは 25.5cmもあり、現在のモノと比較すると、何とも大きいのにビックリするばかりだ。
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| 三つ折りカタログの表側 |
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| 三つ折りカタログの内側 |
たまたま、ネットでフロントパネルの画像があり、拝借し最新型の TS-990Sと比率を計算して、両者を重ね合わせてみたのが上の画像だ。
しかし、JR-60は受信機であり、通信するには相方になる送信機が必要で、これと同等か一回り小さいモノが使われた。それ故、設置スペースも馬鹿にならなかったが、当時の常識では、これでフツ〜だった。半世紀も経つと、これほどの進化があることを目の当たりにしたことになる。
因みに、JR-60は,1960年代前半にトリオ(現ケンウッド)が発売した通信型のオールバンド・オールモード受信機である。この時期に超人気があり、一世を風靡した通信型受信機 9R-59の上位モデルだ。
設計のベースは、当然ながら 9R-59にあり、当時、既に発売されていた 50MHz帶受信用のクリスタルコンバータ CC-6が、ソックリ内蔵されていた。
基本的な回路構成は高周波1段、中間周波2段のシングル・スーパーで,放送周波数帯から短波帯30MHzまでをカバーしていた。
9R-59では、BFOと兼用のQマルチプライヤーがあったが、JR-60では、それぞれが独立し同時に使える様になり便利になった。結果として、受信モードは CW、AM、SSBの他に FMにも対応した。
正に SSBの黎明期に、AM時代のニーズを集大成したとも言えそうな通信型受信機だった。
2006年7月16日日曜日
淡い期待も虚しく、通信型受信機 "JR-60" の箱には、小分けした電子パーツがギッシリと詰まって
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| 「JR-60」の段ボール箱 |
本体がありません。
何故にこんな状態になっているのか?この段ボール箱に詰め込んだ時の数十年前の情景は思い出せません。どこか他のところへしまったのか?あれば、かなり大きめサイズ故に置いておく場所も限定されますが、心当たりはありません。取りあえず探すことにしましたが・・・
この通信型受信機「JR-60」は、大ヒットした前作「9R-59」の後継機として商品化され、アマチュア無線をやっている人なら誰でも知っている文字列「59」を越えるモノとして「60」が付加されたのだと推測しています。
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| TRIO Communication Reciever「JR-60」 私物ではありません |
時期的には、AMの時代からSSBの時代への転換期にあり、「6R-4S」→「9R-4」→「9R-42」→「9R-59」と続いたトリオのAM時代の通信型受信機の最後のモデルになりました。
ただ、型番のプリフィックスを「JR」と改めたことで、トリオは第二世代の通信型受信機の始まりを意図していたのかも知れません。この後は、JR-300Sを初めとする本格的なSSB対応の通信型受信機の新シリーズとなり、そんな意味に於いては、トリオのAM時代の集大成がこの「JR-60」に詰まっていたとも言えます。
期待されていた「JR-60」が見当たりません。
所帯を持って実家を出るにあたり、収納スペースの制約で手放したアマチュア無線機器には、トリオのHFトランシーバーTS-510SやSSB受信機のJR-500S、モノバンドSSB送信機TX-15S、その他、実弟の方へ譲った何台かがありました。恐らく、そのなかに含まれていたのか、今となっては記憶が定かではありません。
本命の「JR-60」が無いので、ひとまずは、この辺でうち切りとしますが、私の部屋の洋ダンスの脇に以下の様なモノがチラリと見えています。いずれ、機会があればご紹介したいと思っています。
この画像だけで、何だか分かる人は、私と同時期にハムライフを共有した方だと思われます。
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