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2015年5月22日金曜日

1200メガFMハンディー・モノバンダーは、今どきレアものだ、

この歳になって、二十年も前のアマチュア無線用のトランシーバーを二台も譲って貰った。
どちらも、ケンウッド製で、1200メガFMトランシーバー TH-59、と144/430メガFMトランシーバー TH-79だ。

ふた昔と言えば、日本のアマチュア無線が一番盛んだった九十年代半ばである。免許を取得する人も増加の一途、それに呼応するかのように無線機を製造する企業も、意欲的な新製品を数多く発表した。
キング オブ ホビーなどと自画自賛しても、恥ずかしくないくらい活気に満ちていた頃で、今から思えばよき時代であった。

左が 144/430メガFMトランシーバー TH-79、右が 1200メガFMトランシーバー TH-59、

今回譲り受けた二台だが、ケンウッドのオーディオ製品のデザイン・コンセプトを踏襲していて、他社のそれとは一線を画す格好良さがあった。

長年、押し入れで寝ていたらしいが、動作を確認してみると、1200メガFMトランシーバー TH-59は送信受信とも、まともに働いて居るようだが、144/430メガFMトランシーバー TH-79は、液晶ディスプレーがブラックアウトで致命的だった。しかし、BUSYが点灯するので受信はOKかも知れないが、PTTを押すのは躊躇った。

それで、ケンウッドへ二十年前の物を承知で、週初めに修理依頼に出したが、何と、その週のうちに修理完了で戻って来て、チョッピリだが感動した。

TH-59は、再調整だけでオールOK。TH-79はコネクタが接触不良で新品に交換し、全点検で動作OKとコメントが付いていた。
二台併せて、一万五千円ほどの請求であった。修理工賃が高いか安いかの議論は別として、二十年も前の物が今日使えることを、大いに評価したい。

両方とも、2007年のスプリアス規制に抵触するが、申請期限の2017年までは未だ間がある。それでも、急いで無線設備の増設申請をしたが、二週間ほどで新たな無線局免許状が郵送されてきた。
これで大手を振って電波が出せる。

特に、1200メガFMトランシーバー TH-59は貴重だ。

それ故、1200メガFMの移動運用は珍しいので、密かに?総通のHPで、免許の有無をチェックされたりしかねない?
来月には、総通のHPも修正されるから、相手の居そうな日曜日の真っ昼間に移動運用でもしようかと、今は場所選びの最中だ。

2015年4月5日日曜日

1200メガFMトランシーバー TH-59をゲット

ひょんなことで、二十年も前のアマチュア無線用のトランシーバーを二台も譲って貰った。
いずれも、ケンウッド製のUVHF帶のトランシーバーだ。

自分もそうだが、前オーナーも、アマチュア無線の免許を所持し、この歳まで、趣味としてのアマチュア無線を楽しんで来た。

彼が言うには、思うところがあり、自分の部屋の整理を始めた、敢えて言えば、身辺整理だと吐露している。我が身にも覚えがあるが、減る物がある一方で新たに増える物があり、なかなか踏ん切りが付かない。

今回も、「要るか?」のメールに、よく考えもせず、反射的に「要る」と即答してしまった。

上が 1200メガFMトランシーバー TH-59、下が 144/430メガFMトランシーバー TH-79

これらのトランシーバーが製品化された頃は、日本のアマチュア無線が一番アクティブだった、九十年代半ばである。無線機を製造する企業も、ドンドン新製品を発表するし、それを購入してアマチュア無線を楽しむ人々も相当数に及んだ。

製品化技術も円熟の時で、素晴らしい製品が多く誕生している。

今回譲り受けた二台だが、ケンウッドのシステムコンポでは有名になったアローラのデザイン・コンセプトを踏襲していて、他社のそれとは一線を画す格好良さがあった。

144/430メガFMトランシーバー TH-79は、
既にマーケットが確立していて、それなりに売れたはずだ。
一方、1200メガFMトランシーバー TH-59は、
直進性の顕著な極超短波の波長を用いるので、高層ビルの林立する都市部では、電波が乱反射して相手に届き難い状況にあり、ハッキリ言って、使い難いと言うか?人気が無かった。

この頃、自分はケンウッドの1200メガFMトランシーバー TR-50を持っていたが、一生懸命努力しても、なかなか相手をしてくれるアマチュア局と巡り会えず、ただただ虚しく時間が過ぎていくことが多かった。

しかし、アマチュア無線は、自分の発射した電波が相手に届いても届かなくても、やって居ること自体が楽しいと言う、趣味としての醍醐味もあり、必ずしも悲観的では無かった。

だが、明けても暮れても、相手無しでは、流石に気落ちして止めてしまうことになる。
前オーナーも、未使用と言ってはいたが、恐らく一度も交信に至らず、早めに諦めた結果が、いま目の前にある実機だと思われる。

では、それから二十年を経た今はどうなのか?

自分は、これとは別に、ケンウッド製の HFから1200メガまでカバーするオールバンドのトランシーバー TS-2000SXを使用中なので1200メガの現状を知っている。

結論から言えば、
二十年前と変わり無いか?あるいはそれ以下とも言うべきか? コンテスト以外でシンプレックスの交信には巡り会えない、正に、閑古鳥が鳴く状況だ。
それ故、このバンドで、アマチュア無線は、二次業務に格下げになってしまう状況に甘んじなければならない。

それでも、今回入手の TH-59で、何とかシンプレックスでの交信を実現すべく、無線設備の追加申請の準備を始めた。

ただし、2007年施行のスプリアス規制の対象機種なので、2017年までしか申請が受理されず、私の現行の無線局免許状では、2019年までしか使えないことが予め分かっている。

期限付きだが、片手にこれを持ち、150km先との交信達成を目指して頑張る。

その達成には、都心の高層ビルの上階からとか、行ければ、郊外の山から電波を出してみる積もりだが、己の体が、それに付いて行けるのか?こちらの方が心配だ。