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2008年8月17日日曜日

"ICF-SW7600GR" の取扱説明書は五カ国語が一冊にまとまって

ソニーの短波放送も聴けるFM/AM/SWラジオ "ICF-SW7600GR" の取扱説明書は、このラジオのコンセプトにピッタリのマルチランゲージ仕様です。国内で売られている "ICF-SW7600GR" に同梱されている取扱説明書は五カ国語で構成されています。最近、お問い合わせが多いので少々ご紹介しておきます。
和文を含め五カ国語で一冊になっている
サイズは変形版で、縦が234mm幅が120mm、8mm厚の細長い手帳風?で、何でこんなサイズなのか?その意図は分かりません。

本文は最初に和文による説明が40ページほどあり、それに続いて、English, Korean, Chinese, Arabicの四カ国語に翻訳されたページで構成されています。
英文は、何とか拾い読みが出来ますが、韓文は○と—を組み合わせた様なハングル文字で読めません。
中文は漢字の国ですから何となく分かる気がしますが、アラビア語は何ともユニークな右から左への一筆書きみたいで、これが文字との認識もなく何とも形容のしようがありません。

おそらく、このほか、仕向により、German, Frenchなど色々な言語での取扱説明書も存在するようです。
一番重要なページは、複数ある選局のやり方です。

ICF-SW7600GR
■ 周波数を直接入力して聞く ダイレクト選局
■ 手動で周波数を選んで聞く マニュアル選局
■ 自動的に局を探して聞く オートスキャン選局
■ いつも聞く局を登録して聞く プリセット選局
■ 登録した局から受信可能な局を探して聞く メモリースキャン選局
■ SSB、CWを受信する
■ AM放送を良い受信状態で聞く 同期検波

どの説明も、フロントパネルのイラストに、操作順の数字が付いていて、その数字の順に個々の操作内容が簡潔に記述されていて分かりやすくなっています。
画像左端に一部分が見えるのが取扱説明書と同じサイズの "Wave Handbook" です。BCLをやっているソニーファンなら誰でも知っているガイドブックで、海外の短波放送局のタイムテーブルが克明に記されています。この両方を活用することで、各国から送信されている短波放送を比較的容易に受信することが期待できます。


気になる目次ですが、
はじめに
 各部の名称と働き
電源について
 乾電池で使う
 外部電源で使う
時計を合わせる
 現在時刻に合わせる
 他の国、地域の時刻を知る
ラジオを聞く
 海外で使う
 周波数を直接入力して聞く
  ダイレクト選局
 手動で周波数を選んで聞く
  マニュアル選局
 自動的に局を探して聞く
  オートスキャン選局
 いつも聞く局を登録して聞く
  プリセット選局
 登録した局から受信可能な局を探して聞く
  メモリースキャン選局
 SSB、CWを受信する
 AM放送を良い受信状態で聞く
  同期検波
タイマーを使う
 ラジオまたはアラームで目覚める
  スタンバイ機能
 ラジオを聞きながら眠る
  スリープタイマー機能
便利な使い方
 誤操作を防ぐ・・・ホールド機能
 放送を録音する
 付属のSW(短波)用外部アンテナを使う
 別売りの外部アンテナを使う
その他
 使用上のご注意とお手入れ
 故障かな?と思ったら
 保証書とアフターサービス
 主な仕様
 ミニ知識


ICF-SW7600GR 取扱説明書

2008年8月11日月曜日

ソニーのBCL用アンテナ "AN-12" の取付例ですが、

ICF-SW7600GR
ソニーの短波放送も聴けるFM/AM/SWラジオ "ICF-SW7600GR" を使っています。住まいは東京タワーに近く、FM放送は文句なしのHiFi音ですが、AM(中波放送)は鉄筋構造の集合住宅のため室内では指向性が顕著に現れ感度も思わしくありません。しかも、SW(短波放送)に至っては、雑音ばかりで何も聴こえません。

AN-12
室外にアンテナを設置すれば改善されるはずですが、都市部の住宅密集地区ではご近所の手前もあり実現が難しいようです。
それで、BCL(Broadcasting Listening)用として、カタログに載っていたソニー純正のアンテナを購入し使っています。
LW/MW/SWワイドレンジアンテナ "AN-12" です。
最近、この "AN-12" の取り付け方のお問い合わせも多くあり、私の場合を画像でご覧ください。
取り付け場所ですが、アマチュア無線用のUHF(超短波)アンテナが取り付けてある32mm径のアルミパイプの途中にこの "AN-12" を取り付けました。二枚の取付金具を長いビスで貫通し蝶ネジで固定します。画像では垂直に立ったパイプに固定していますが、水平に延びるパイプにも取り付けられるように金具に十文字に凹みが付いています。
斜め後方から
ですから、ビスとビスの間隔より狭ければ、ベランダの手摺りの上側にも外側にも取付は可能です。また、金具を一枚取り外しアンテナが取り付けられている残りの一枚の金具を木ネジで外壁(木造)に取付ることも考慮されています。この "AN-12" は、色々な条件に合わせて取付が出来るように考えられているように思いました。
画像でもお分かりと思いますが、AN-12" の近くに見えているUボルトやクランプはアマチュア無線用品のショップから購入したモノで既に二十年ほどこの状態で風雨に晒されていますが、錆も無く今でもガッチリとしています。
斜め前方から
"AN-12" の方は鉄製でメッキが施されているようですが、架設から一年で赤サビが出てきました。全体的にみてあまり耐久性は無いと思われ消耗品扱いでしょう。恐らくサービスパーツとして別途入手出来るとは思いますが・・・
アンテナ付属のケーブルは12mで、アンテナは三段階に伸縮出来る全長1.5mのロッドアンテナです。このアンテナで拾った電波は基部に有る広帯域アンプでおそらく10倍程度に増幅し、ラジオの方へその電波を導いています。長波から中波、短波までの感度を簡単にアップできますが、FM放送には非対応です。
AM(中波放送)は、夜になると全国の大電力局の殆どが大なり小なり聴こえます。また、今まではノイズしか聴こえなかったSW(短波放送)も、Radio Japanをはじめ韓国、中国、アメリカ、ヨーロッパからの賑やかな音楽やニュースが受信出来る様になりました。

2008年8月9日土曜日

"電波利用料" って携帯を持っている人も納付するの?


総務省から今年二回目の「電波利用料納付のお願い」が郵送されてきました。
これは私がアマチュア無線局の免許を二つ持っているためで、今年六月にも来ました。

"電波利用料" って聞き慣れない人が多いはずですが、これは "電波" と言う国民共通の財産?を使わせて頂くための利用料なんです。

昔は "電波利用料" なんて無かったんですが、法改正により1993年以降、免許を受けた "無線局" から国が徴収しているもので、放送局やアマチュア無線局といった "無線局" の区分により年額料金が定められています。

例えば、アマチュア無線局は500円、テレビジョン放送局は二百万円超えです。それで、私は毎回、五年分を前払い(前納)で2,500円を振り込んでいます。

ところで、"電波利用料" なんて関係ないと思っている方が多いと思いますが、携帯電話も極超短波を使用した立派な無線機ですから、移動する無線局に相当します。ですから、"電波利用料"って明示は無いにしても、何らかの形で負担しているようです。

2007年度の "電波利用料" は653億円と公表されていますが、そのうちアマチュア無線局が2.6億円、放送局が30.6億円、携帯電話とPHSの通信事業者が八割以上の537億円とあります。
これとは別のニュースリリースに、2007年初めには、携帯とPHSの契約台数が1億台を超え更に増加中とありました。ですから、単純計算でも1台に付き500円強の "電波利用料" が課せられていることになります。

仮に、携帯電話とPHSの通信事業者が、これをそっくり加入者全員に振り替えていれば、携帯とPHSの所有者は、知らず知らず、その相当分が毎月の通話通信料金に含まれる形で天引き?されていることになります。

2008年8月4日月曜日

ハムフェア2008 特別記念局 "8J1A/1" がQRV

今年も8月23日(土)、24日(日)、東京都江東区有明の東京ビッグサイト西2ホールで、アマチュア無線フェスティバル"ハムフェア2008" が開催されます。

ハムフェア2008 特別記念局 "8J1A/1"
それに合わせて、ハムフェア2008 特別記念局 "8J1A/1" が事前運用を開始しました。たぶん、今年も8月1日から運用を開始したと思いますが、私は8月3日16時01分に432.980MHzで交信しました。

今回は東京都文京区巣鴨にある日本アマチュア無線連盟(JARL)本部からの運用でしたが、日曜日にもかかわらず、コールする局も少なく難なく交信出来ました。

例年ですが、"ハムフェア"の会期の数日前まで、短波帯から超短波帯まで幅広く運用されると思います。東京都文京区巣鴨の連盟本部のほか、都内数地区での移動運用もありそうですが・・・

交信してもQSL(交信証)はこちらから送る必要はありません、一方的にJARLからビュロー経由で送られてきます。
右の画像は昨年交信した時のQSL(交信証)ですが、今年は既に発表になっているアマチュア無線フェスティバル"ハムフェア2008" の絵柄と同じモノが使われると思います。