アイコムが、十二月半ばに、HF/50MHz帯フラッグシップモデル IC-7851を発表した。何でこんな時期を選んだのか、お年玉狙いでも無さそうだが?
ハムフェア2014の会場で、限定150台の受注として出品した金ピカ仕様のアイコム50周年記念モデル IC-7850 をベースにしたモノのようだ。
流石に、これは、これまでのカラーを踏襲して落ち付いたデザインになったが、価格は、何と何と百十万円(税別)となった。ただし、円安傾向だから海外では IC-7800とあまり差異は無さそうだ?
メーカーの発表を引用すれば、主な特徴として、
従来機を遥かに凌ぐ、異次元のRMダイナミックレンジ110dBを実現。
帯域幅1.2kHzのOPTIMUM ROOFING FILTERにより圧倒的な近接ダイナミックレンジを実現。
LO(ローカルオシレーター)の、さらなる純度向上を達成。
2波同時受信時のデュアルスコープ。
かつてないハイスピード、ハイレゾリューションのウォーターフォール。
送受信音の解析が可能なオーディオスコープ機能などと、読む限りに於いては、なかなか立派だ。
しかし、これだけの価格を付けるからには、これ位の機能を付けて当然だろう。でなければ、ぼっ手繰りだ。
プレスリリースでは、年間販売予定台数 300台とあったが、こう言った数字は、どこでも六デシから十デシの水増しは常だから、IC-7800同様、輸出を含め、年に100台位が実力だろう。
三年間保証も、三年分のサービス経費を予め売価に含めているはずだから、応分に高い買い物をさせられている訳で、知らず識らずの前払いだからタダでは無いはずだ。
200W機だから、建前は二アマ以上だが、四アマだって金さえ出せば入手できる。
我がローカルにも、ジャパニーズ10Wはゴロゴロ居るようだし、これで波を出すことも可能だが、金満だけの輩には、猫に小判と言うものだ。
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2014年12月30日火曜日
2014年12月18日木曜日
TS-590SG のモールス符号デコーダーだが、
注文していたケンウッドのアマチュア無線機 TS-590SG が届き、ようやく通電、モデルチェンジによる新機能をひとつひとつ確認している最中だ。
今回のモデルチェンジで新たに追加された「モールス符号デコーダー」だが、興味もあり、まず最初に電信を受信してみた。
拙速な結論かもしれないが、
当初の予想通りと言うか?当然と言うべきか?期待した結果は得られなかった。
つまり、アルファベットの E とか T がやたら数多く表示されるだけ、電信に多少でも心得のある者なら理解出来るだろう。
取扱説明書よれば、受信したモールス符号はデコード(解読)され、読み取れるはずだが、液晶ディスプレーに現れた文字列は意味不明と言うか、それ自体がまるで暗号だ。
電波の強さとか、電波の伝播状態にも大きく左右され、デコードのコンディションは常に均一では無い。受信したモールス符号のスレッショルドレベルの調節とか、チューニングの勘所でも、工夫が必要なのかもしれない。また、正確なキーイングによる符号で有るか否か、あるいは混信や雑音、信号の強弱など受信状態がデコードに 影響しているようにも思えるが、これらは相手次第のことで、こちらでは受け身的な対応しか出来ない。
取扱説明書に従い電信(モールス)を受信中に "DATA" をプッシュすれば、直ちに、意味ある文字列が表示されると思うこと自体が過剰な?期待らしい。
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後日のことになるが、7MHz帶で、国内のコンディションが良いと思われる時間帯に、この「モールス符号デコーダー」を試してみた。
設定を特に変える事無く、デフォルトのままで電信バンドをブラウズした。
何時もながら DO の交信が多いが、 呼ばれ続けている局もあり賑やかで、ダイヤルを回すと次々に電信が 聴こえた。いずれも 539 から 559 程度だが耳にはシッカリとした復調音で分かり易い符号だった。
先日は、不慣れなことと、コンディションの影響もあり?アルファベットの E とか T がやたら多かったが、今日は、意味ある文字列が読み取れ本来の動作をしている様に思えた。しかし、まだまだ半分位は取りこぼしていて、スクロールする文字が意味を為していない。なのに、時折 S がそれほど振れ無いのにかなり正解なデコードでビックリすることもあり、こればかりは首を傾げるばかりだ。
一方、スクロールする文字列は僅か八文字なので、うっかりすると見過ごしてしまう恐れもあるし、同時にログを取ったりパソコンを操作するとなると、目で見て確認するヒマは無い。
電信を傍受しているだけなら、成り行きを眺めているだけで済むが、交信中は、時間的余裕も無く、相手局のペースに付いて行けずデコーダーに足を引っ張られる恐れが多分にありそうだ。
もっとも、近頃は、ひたすら 5nn 5nn qsl tu しか打たない局が多く、相手局も同文だから、お互い聴いちゃいない? それ故、デコーダなんて不要かも知れない。
今回のモデルチェンジで新たに追加された「モールス符号デコーダー」だが、興味もあり、まず最初に電信を受信してみた。
周波数表示の右側に受信したモールス符号がスクロールする |
拙速な結論かもしれないが、
当初の予想通りと言うか?当然と言うべきか?期待した結果は得られなかった。
つまり、アルファベットの E とか T がやたら数多く表示されるだけ、電信に多少でも心得のある者なら理解出来るだろう。
取扱説明書よれば、受信したモールス符号はデコード(解読)され、読み取れるはずだが、液晶ディスプレーに現れた文字列は意味不明と言うか、それ自体がまるで暗号だ。
電波の強さとか、電波の伝播状態にも大きく左右され、デコードのコンディションは常に均一では無い。受信したモールス符号のスレッショルドレベルの調節とか、チューニングの勘所でも、工夫が必要なのかもしれない。また、正確なキーイングによる符号で有るか否か、あるいは混信や雑音、信号の強弱など受信状態がデコードに 影響しているようにも思えるが、これらは相手次第のことで、こちらでは受け身的な対応しか出来ない。
取扱説明書に従い電信(モールス)を受信中に "DATA" をプッシュすれば、直ちに、意味ある文字列が表示されると思うこと自体が過剰な?期待らしい。
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後日のことになるが、7MHz帶で、国内のコンディションが良いと思われる時間帯に、この「モールス符号デコーダー」を試してみた。
設定を特に変える事無く、デフォルトのままで電信バンドをブラウズした。
何時もながら DO の交信が多いが、 呼ばれ続けている局もあり賑やかで、ダイヤルを回すと次々に電信が 聴こえた。いずれも 539 から 559 程度だが耳にはシッカリとした復調音で分かり易い符号だった。
先日は、不慣れなことと、コンディションの影響もあり?アルファベットの E とか T がやたら多かったが、今日は、意味ある文字列が読み取れ本来の動作をしている様に思えた。しかし、まだまだ半分位は取りこぼしていて、スクロールする文字が意味を為していない。なのに、時折 S がそれほど振れ無いのにかなり正解なデコードでビックリすることもあり、こればかりは首を傾げるばかりだ。
一方、スクロールする文字列は僅か八文字なので、うっかりすると見過ごしてしまう恐れもあるし、同時にログを取ったりパソコンを操作するとなると、目で見て確認するヒマは無い。
電信を傍受しているだけなら、成り行きを眺めているだけで済むが、交信中は、時間的余裕も無く、相手局のペースに付いて行けずデコーダーに足を引っ張られる恐れが多分にありそうだ。
もっとも、近頃は、ひたすら 5nn 5nn qsl tu しか打たない局が多く、相手局も同文だから、お互い聴いちゃいない? それ故、デコーダなんて不要かも知れない。
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