昔の資料を整理して居る最中に出て来たトリオのコイルの説明書、「並四」の裏表紙に、このイラストはある。
春日無線(トリオ)の並四コイルに、片岡電気(アルプス)のバリコン B-15、狐崎電機(FOXTON)の鉱石検波器と揃えば、このラジオが難無く完成した訳だ。
今では、入手が難しい?鉱石検波器をゲルマニュームダイオードに置き換えれば、このまま AMの放送を聴けるのが凄い。
何十年も前の事が、いまこの場で、全く同じに再現できてしまうなんて、そうザラには無い。
しかも、電池が不要で、思いのほか実用的だが、これで、小一時間も真剣に放送を聴こう何て気分には到底ならない。
今どき「鉱石ラジオ」なんて言われても、若い世代にはチンプンカンプンだろう。
それこそ、二十世紀の遺物?に等しいが、現世に於いては、省エネの見本その物だから、ひとつぐらいは手元に有って良いかも知れない。
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