ソニーのFMステレオ/LW/MW/SW PLLシンセサイザーレシーバー ICF-SW7600GRの純正オプション(外部アンテナ) AN-12が生産完了になっていた。
長波から短波帶までカバーするアンテナ AN-12にはお世話になっているが、窓の外で一年365日、雨風に晒されている訳で、流石に五年も経過すると金属部のアチコチにサビが目立ってきた。
そこで、サビが一番目立つ、ロッドアンテナの部分だけでも交換しようかと、念の為、ソニーのホームページの AN-12へアクセスしてみた。
開いたページで、AN-12が「生産完了」とあり驚いた。ネットで検索してみると一年前にはその告知があったようだ。
AN-12が無いと相方のソニーのレシーバー ICF-SW7600GRは、その実力を発揮できない訳だ。
モデルチェンジする訳では無さそうなので、代替品としては、アマチュア無線用のアンテナを販売しているメーカのラインナップから広帯域受信用の物を選ぶしか無いが、アンテナの設置について知識の無い人には敷居が高いかも知れない。
屋外設置のアンテナは、屋根より上に出すか、建物の壁から離して設置する必要があり、設置がかなり面倒だ。それに加え、台風など強風とか落雷は、普段は意識していないが、その時になると何の対策も無く、ただただ収まるのを祈る気持ちで過ごすしか無い。
AN-12は、取り付ける場所として、ベランダの手摺りなどを意識しているようで、取付金具が立てにも横にも向きを変えられ、扱いが簡単だった。
取り敢えずは、劣化が一番進んでいる、ロッドアンテナをソニーSSから調達しておくことにした。
しかし、
いま一番の心配は、この AN-12の生産完了より、レシーバー ICF-SW7600GRそのものが生産完了し、ソニーがこのジャンル(BCL)から撤退することである。
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