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2014年7月21日月曜日

カセットテープからSDメモリーへのダビング その2

ソニーの CDラジカセだが、カセットテープから SDメモリーにダビング出来ることにだけ注目して買った。その他に付いては、おおよそだが、従来のCDラジカセと同じ様な使い方だと、勝手に解釈し、カタログを隅から隅まで読むこともなった。

イザ、使ってみての自分なりの感想を以下に記し、これから買おうかと思案している方々への参考になればと思うが・・・

ソニー CFD-RS500
カセットテープ/ CD/ FM AM放送が SDに録音可能

まず、このモデルだが、角張った箱物ではなく、丸っこいフォルムで、写真写りが良く、得をしているようだ。
キャリングハンドルもあり、持ち運べるが、横幅は 40cm弱、約 3kgあり見た目より重い。
ACコードが付き100V専用だが、時計や録音タイマーなどのバックアップ用として、単三電池を必要とする。
リモコンが付属するが、カセット部は昔ながらのガチャガチャ式だからリモコンに非対応だ。

カセットテープは、ノーマル(TYPE Ⅰ)のみ。Dolby や NR などは無し、テープカウンターも無し、レベルメーターも無し、録音レベルの調整も無しの無い無い尽くしだ。

読み込み設定は、128kbpsだけ。
iTunesでもデフォルトだし、相手がカセットテープなら許せる範囲だ。
LCDによる表示部は、ブルーの地に抜き文字で表示されるため読み難い。日時は、電源OFF時に大きく表示されるが ONすると、他の情報表示に置き換わるが、それほど不便でも無い。

性能に関係無いが、操作するボタンは、全て日本語表示で、しかも文字が小さく読み難くい。他の多くと同様、素直に英数字のままで良かったと思う。
カセットテープからのデータ起こしをするのは、きっと年寄りだから英文は分からないだろう?との親切心からか?そこまで深読みしているなら、老眼に優しく文字を大きくするのが先だろうが?
恐らく、テープレコーダーの使い方のヒトツとして、女子供や年寄りの歌やピアノのレッスン、英会話など、いわゆるお稽古用と、1970年台半ばのコンセプトを今でも引きずっているのかもしれない。しかし今は、片手に収まる ICレコーダーに代替わりしている。

CDドライブも付いているが、今は、CDを PCに挿入すれば、即ダビングが始まる。ワザワザこれでデジタル化する必要も無い。カセットテープからのデジタルデータ化に特化して、スピーカーもモニター出来る程度で十分だと思う。

実際に、カセットテープを 10巻ほど一気に SDメモリーに取り込んでみた。
操作は簡単で、淡々とテープエンドでカッチャと停止するのを待つだけ。直ぐに SDメモリーからプレイバックしてみると、ソコソコの音質で聴けた。
気を良くして、別のテープのモノを聴こうとしたが、ハタと困った。
ファイル名が "Tape001" からの連番で付けられ、どのテープが何番なのか?わからないし、リネームも出来ない。

結局、PCへ SDメモリーを差し替え、リネームする羽目になった。
自分はマックなので、iTunesへ取り込み、後は CDの時と同じで、歌手名やコンサート名、録音日付などなど書き込んだ。
それ故、これ以降は iTunesでプレイするので快適そのものだし、直ぐに iPhoneや iPod touchへ同期して、そちらでも聴いている。ただし、オーディオシステムでのプレイバックは、粗が目立ちそうで?今のところ遠慮している。

因みに、VAIOならソニーオリジナルのサウンド・オーガナイザーがあるので、それで、管理すれば便利だろう。他の PCでも同様のアプリで管理すれば、長らく寝ていたデータが生かされると思う。

当分は鉛筆のご厄介になるが、ワカメ・テープを作ること無く、100巻(200 play back)くらいはノートラブルで動作して欲しいと祈る気持ちでいっぱいだ。

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