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2020年8月20日木曜日

ICF-SW7600GR"には専用アンテナ"AN-12" が絶対必要

ソニーのFMステレオ/LW/MW/SW PLLシンセサイザーレシーバー”ICF-SW7600GR"には、ワイドレンジアンテナ "AN-12" が絶対に必要だ。
室内では地元の放送が良好に受信できるはずだが、鉄筋構造の集合住宅では、短波放送は全くと言ってほど受信出来ない、FMもAMも雑音に邪魔されたりで満足な音にならないことも多い。
AMは内蔵の指向性のあるバーアンテナによる受信だから本体を手に持ち、良い方向を試してみる、FMの場合は備え付いているロッドアンテナの長さを加減して雑音が少なくクリヤーな受信音の位置を探す。
AN-12付属品一式、右下が本体(12mの付属ケーブル付き)
しかし、毎回これでは面倒で些かうんざりだ。
唯一の解決方法は、やはり別にアンテナを用意するしかないが、単に電線を繋ぐだけでは結果が思い通りにはならずイライラする。

この”ICF-SW7600GR”には別売のワイドレンジアンテナ "AN-12”がある。
あと後に考えてみると、これって本来は”ICF-SW7600GR”に同梱されるべき付属品的な存在だ。

AN-12”は隣近所と接近している家とかアパート・マンション住まいで、アンテナを上げたくてもスペースが無いとか、そんな時に家の外壁にコレを設置したり、ベランダの手すりに取付ければ、それなりに受信状態の改善を期待出来るが、室内設置ではダメ、どんなアンテナでもその周辺に自由空間が必要だ。

付属のケーブルは12mほどあり、室内での引き回しも考慮して設置場所決める。

外部アンテナ部分は三段に伸縮出来るロッドアンテナで、全部引っ張り出すと全長1.5mほどになる。
このアンテナで捉えた電波は基部に有るFET RFアンプで増幅し、ケーブルで”ICF-SW7600GR”の方へその電波を導いている様だ。それ故、長波、中波、短波の感度アップを期待するニーズにはお奨めかもしれない。ただし、FM放送には非対応。
国内の中波放送では東京から北海道や九州までの大電力局の殆どが大なり小なり聴こえる。
また、今まではノイズしか聴こえなかった短波放送も、NSBやRadio Japanをはじめ海外からの賑やかな音楽やニュースが聴ける様になった。

しかし、この”ICF-SW7600GR"に、このAN-12”をダイレクトに接続できるが、他のアンテナを繋ぐことを推奨されない。この "EXT ANT" には、ソニー純正の外部アンテナ用に直流電圧が掛かっているため、場合により回路がショートして?故障の原因になる。
つまり"ICF-SW7600GR"とこの"AN-12"は電気的には回路が一体化されているようだ。

ソニーの言いなりでは無いが、"ICF-SW7600GR"には"AN-12"は絶対に必要。これ無くして、感度が悪いなどとケチを付けるのは筋違いだ。携帯もそうだと思うが、電波は部屋の奥までは届き難いから外部アンテナは必須なのだ。

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