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2008年8月11日月曜日

ソニーのBCL用アンテナ "AN-12" の取付例ですが、

ICF-SW7600GR
ソニーの短波放送も聴けるFM/AM/SWラジオ "ICF-SW7600GR" を使っています。住まいは東京タワーに近く、FM放送は文句なしのHiFi音ですが、AM(中波放送)は鉄筋構造の集合住宅のため室内では指向性が顕著に現れ感度も思わしくありません。しかも、SW(短波放送)に至っては、雑音ばかりで何も聴こえません。

AN-12
室外にアンテナを設置すれば改善されるはずですが、都市部の住宅密集地区ではご近所の手前もあり実現が難しいようです。
それで、BCL(Broadcasting Listening)用として、カタログに載っていたソニー純正のアンテナを購入し使っています。
LW/MW/SWワイドレンジアンテナ "AN-12" です。
最近、この "AN-12" の取り付け方のお問い合わせも多くあり、私の場合を画像でご覧ください。
取り付け場所ですが、アマチュア無線用のUHF(超短波)アンテナが取り付けてある32mm径のアルミパイプの途中にこの "AN-12" を取り付けました。二枚の取付金具を長いビスで貫通し蝶ネジで固定します。画像では垂直に立ったパイプに固定していますが、水平に延びるパイプにも取り付けられるように金具に十文字に凹みが付いています。
斜め後方から
ですから、ビスとビスの間隔より狭ければ、ベランダの手摺りの上側にも外側にも取付は可能です。また、金具を一枚取り外しアンテナが取り付けられている残りの一枚の金具を木ネジで外壁(木造)に取付ることも考慮されています。この "AN-12" は、色々な条件に合わせて取付が出来るように考えられているように思いました。
画像でもお分かりと思いますが、AN-12" の近くに見えているUボルトやクランプはアマチュア無線用品のショップから購入したモノで既に二十年ほどこの状態で風雨に晒されていますが、錆も無く今でもガッチリとしています。
斜め前方から
"AN-12" の方は鉄製でメッキが施されているようですが、架設から一年で赤サビが出てきました。全体的にみてあまり耐久性は無いと思われ消耗品扱いでしょう。恐らくサービスパーツとして別途入手出来るとは思いますが・・・
アンテナ付属のケーブルは12mで、アンテナは三段階に伸縮出来る全長1.5mのロッドアンテナです。このアンテナで拾った電波は基部に有る広帯域アンプでおそらく10倍程度に増幅し、ラジオの方へその電波を導いています。長波から中波、短波までの感度を簡単にアップできますが、FM放送には非対応です。
AM(中波放送)は、夜になると全国の大電力局の殆どが大なり小なり聴こえます。また、今まではノイズしか聴こえなかったSW(短波放送)も、Radio Japanをはじめ韓国、中国、アメリカ、ヨーロッパからの賑やかな音楽やニュースが受信出来る様になりました。

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