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2008年8月9日土曜日

"電波利用料" って携帯を持っている人も納付するの?


総務省から今年二回目の「電波利用料納付のお願い」が郵送されてきました。
これは私がアマチュア無線局の免許を二つ持っているためで、今年六月にも来ました。

"電波利用料" って聞き慣れない人が多いはずですが、これは "電波" と言う国民共通の財産?を使わせて頂くための利用料なんです。

昔は "電波利用料" なんて無かったんですが、法改正により1993年以降、免許を受けた "無線局" から国が徴収しているもので、放送局やアマチュア無線局といった "無線局" の区分により年額料金が定められています。

例えば、アマチュア無線局は500円、テレビジョン放送局は二百万円超えです。それで、私は毎回、五年分を前払い(前納)で2,500円を振り込んでいます。

ところで、"電波利用料" なんて関係ないと思っている方が多いと思いますが、携帯電話も極超短波を使用した立派な無線機ですから、移動する無線局に相当します。ですから、"電波利用料"って明示は無いにしても、何らかの形で負担しているようです。

2007年度の "電波利用料" は653億円と公表されていますが、そのうちアマチュア無線局が2.6億円、放送局が30.6億円、携帯電話とPHSの通信事業者が八割以上の537億円とあります。
これとは別のニュースリリースに、2007年初めには、携帯とPHSの契約台数が1億台を超え更に増加中とありました。ですから、単純計算でも1台に付き500円強の "電波利用料" が課せられていることになります。

仮に、携帯電話とPHSの通信事業者が、これをそっくり加入者全員に振り替えていれば、携帯とPHSの所有者は、知らず知らず、その相当分が毎月の通話通信料金に含まれる形で天引き?されていることになります。

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