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2009年10月5日月曜日
The ARRL DXCC List, May 2009 を入手しました
東京巣鴨へ行ったついでに、JARL (日本アマチュア無線連盟事務局) で、The ARRL DXCC List, May 2009 Edition を購入してきました。
$5.95 in USA と奥付にありますが、邦貨では税込みで 840円でした。レターサイズで32ページ構成、表紙のみ二色刷で本文はスミ一色の印刷です。
ARRL発行ですから、もちろん英文、8 pt位のフォントでギッシリと詰まっていて読むのも一苦労ですが、肝心なのは、"ARRL DXCC LIST" と "DELETED ENTITIES" の部分です。
この部分は表組みしてあって、特に問題はありませんが、私の知らないプリフィックスのオンパレードで、まだまだ先は長そう・・・との思いだけが先行しています。
以下に、参考の為、タイトルだけピックアップしておきました。
AMERICAN RADIO RELAY LEAGUE
DX CENTURY CLUB RULES
INTRODUCTION
BASIC RULES
DXCC LIST CRITERIA
ACCREDITATION CRITERIA
FIELD CHECKING OF QSL CARDS
ARRL DXCC LIST
DELETED ENTITIES
PREFIX CROSS REFERENCES
DX ADVISORY COMMITTEE MEMBERS
THE ARRL INCOMING QSL BUREAU SYSTEM
ARRL INCOMING DX QSL BUREAU ADDRESSES
THE ARRL OUTGOING QSL SERVICE
COUNTRIES NOT SERVED BY THE OUTGOING QSL SERVICE
ALLOCATION OF INTERNATIONAL CALL SIGN SERIES
DXCC Card Checkers
DXCC Item Order Form
DXCC AWARD APPLICATION
DXCC Record Sheet
Worldwide Operating
Tried Logbook ? www.arrl.org.lotw
2009年9月3日木曜日
ハム月販秋葉原店の跡地のその後は
秋葉原でも老舗のアマチュア無線機器の専門店だったハム月販秋葉原店が閉店してから一年余。
跡地のその後ですが、PCパーツなどを主体とした雑貨店になっていて、客の出入りも頻繁にあり、そこそこ繁盛しているように見受けます。
アマチュア無線人口が激減している昨今、閉店前のハム月販秋葉原店は、日中に店の前を通る時に中をのぞき込んでも、殆ど客の姿を見ませんでした。
時の移りに連れアキバの街が変わり、行き交う人の趣向も大きく変わり、エレキタウンとは名ばかりになりました。
これでは閉店もやむなし・・・
しかし、店名の電飾看板は以前のまま付いていて、頭上に張り出した天幕も以前のまま。
正面に回ると天幕は赤のペンキで塗り潰されていますが、無線機メーカーのロゴが今でもクッキリと透けて見え、正しく、強者どもが夢の跡の風景を残しています。
跡地のその後ですが、PCパーツなどを主体とした雑貨店になっていて、客の出入りも頻繁にあり、そこそこ繁盛しているように見受けます。
アマチュア無線人口が激減している昨今、閉店前のハム月販秋葉原店は、日中に店の前を通る時に中をのぞき込んでも、殆ど客の姿を見ませんでした。
時の移りに連れアキバの街が変わり、行き交う人の趣向も大きく変わり、エレキタウンとは名ばかりになりました。
これでは閉店もやむなし・・・
しかし、店名の電飾看板は以前のまま付いていて、頭上に張り出した天幕も以前のまま。
正面に回ると天幕は赤のペンキで塗り潰されていますが、無線機メーカーのロゴが今でもクッキリと透けて見え、正しく、強者どもが夢の跡の風景を残しています。
2009年8月23日日曜日
ICOM "The all rounder IC-9100" のニュースリリース
2009年8月22日土曜日
魅力的な新製品が少なかった? "ハムフェア2009"
8月22日(土)、東京都江東区有明の東京ビッグサイト西2ホールで開催された "ハムフェア2009" へ行ってきました。今年のハムフェアのキャッチフレーズは「世界をめぐる楽しさ!アマチュア無線」。
すでにアマチュア無線を楽しんでいる方はもとより、これからアマチュア無線を始めようとするみなさんにアマチュア無線の楽しさを広げ、新しい可能性への挑戦や、世界のアマチュア無線家との交流を大いにおこなうことを呼びかけます、と主催者の弁。
アマチュア無線家の高齢化が進む一方で、ここ十年ほど減少を続けるアマチュア無線人口を何とかくい止める必要があり、日本アマチュア無線連盟として、中高生への働きかけにやっきになっているようです。
昨年は雨の初日でしたが今日は蒸し暑い夏日、出足もまあまあ?会場内をラクラク見て歩ける状態で、しかも、若者の姿が少なくて主催者の悩みがよく分かるような気がしました。
例年通り、賑わっていたのは、物販ブースとクラブブースで、相変わらずのお祭り騒ぎでした。
しかし、メーカーブースは90年代半ばの最盛期を思い起こせば、半分以下の規模で、各社ともこぢんまりとしていて、このフェアに合わせての新製品の発表も少なく、お世辞にも盛況とは言い難い今年のハムフェアでした。
この展示会にあって来場者の最大の関心事は何と言っても、アマチュア無線機器メーカーが、それぞれに発表する新製品です。
この展示会を前に七月頃に早々と新製品を発表し、展示会の来場者にその場で実機を披露すると言ったパターンも昔は多かった様ですが、今は様変わりしています。裏を返せば、毎年新製品を継続的に市場投入出来る企業力も萎えてきている様にも思えます。今回の各社の New をピックアップしてみると、
ICOMは、
HF/50MHz/144MHz/430MHz/option(1200MHz)を参考出品。
電源が入り、ディスプレイはつまみを回すとモノクロ液晶の表示がそれなりに変化するが、アンテナを繋いだ実働デモは無く、未だ未完成の様にも思われました。発売日、価格(30万円?)とも未定。意外に小型でコンパクト。エントリーモデル(Max 100W)と思われ、ミッドレンジクラスと評価するにはちょっと?型番は IC-9100 だが、グレードとの相関は無い。
Kenwoodは、
今春、アメリカとヨーロッパで既に発表している、HF/50MHzモデルを参考出品。
展示してあるモノは、外観だけ?中はほぼ空っぽと思われ、詳細な仕様の公表を憚って、半数のボタンスイッチの機能表示は敢えて無し、暫定スペックも、予想価格も発表無し、発売は来年(夏との噂も)とありました。
私個人としては、たったこれだけなら来年のハムフェアでの発表で十分と思われ、期待していただけに肩すかしを食らった思いです。なお、エントリーモデルではなくミッドレンジ相当で、フラッグシップモデルもありとか?
また、実物は無かったが、電飾パネルとムービー映像によると、APRS機能を搭載の144/430MHz帯のハンディ機が来年発売らしいです。その為か?現行品の TH-F7 の市販価格が三万円を切っています。
なお、ブースの社名表示が今年から JVC ケンウッド ホールディングス(株)となり、ケンウッドは社名変更した?と誤解している人がいます。これは、昨年の十月にケンウッドがJVC(ビクター)を買収し、両社の持ち株会社としての社名です。ですから、その傘下の事業会社として、(株)ケンウッドとビクター(株)は従来通り存続しています。
Standard(YAESU)は、
CQ ham rdio誌9月号に掲載済みの新製品として、
FMモービル FT-7900、FT-1900、FMハンディー FT-270があります。それ以外では目立たなかったですが、参考出品のレシーバー VR-160とAPRS対応の144/430MHz帯モービル機 FTM-350 がありました。また、見過ごしていましたが、FT DX 9000MPに MP Contest バージョンと称する派生機種が展示されていました。受注生産で価格未定とか。
ALINCOは、
既に発売中の3バンドハンディー DJ-G7が1200MHzもオンエアーできるので注目されていました。
その他のメーカーは関心が無くて素通りしました。なお、ICOMとKenwoodの参考出品の画像を以下に付けておきます。
すでにアマチュア無線を楽しんでいる方はもとより、これからアマチュア無線を始めようとするみなさんにアマチュア無線の楽しさを広げ、新しい可能性への挑戦や、世界のアマチュア無線家との交流を大いにおこなうことを呼びかけます、と主催者の弁。
アマチュア無線家の高齢化が進む一方で、ここ十年ほど減少を続けるアマチュア無線人口を何とかくい止める必要があり、日本アマチュア無線連盟として、中高生への働きかけにやっきになっているようです。
昨年は雨の初日でしたが今日は蒸し暑い夏日、出足もまあまあ?会場内をラクラク見て歩ける状態で、しかも、若者の姿が少なくて主催者の悩みがよく分かるような気がしました。
例年通り、賑わっていたのは、物販ブースとクラブブースで、相変わらずのお祭り騒ぎでした。
しかし、メーカーブースは90年代半ばの最盛期を思い起こせば、半分以下の規模で、各社ともこぢんまりとしていて、このフェアに合わせての新製品の発表も少なく、お世辞にも盛況とは言い難い今年のハムフェアでした。
この展示会にあって来場者の最大の関心事は何と言っても、アマチュア無線機器メーカーが、それぞれに発表する新製品です。
この展示会を前に七月頃に早々と新製品を発表し、展示会の来場者にその場で実機を披露すると言ったパターンも昔は多かった様ですが、今は様変わりしています。裏を返せば、毎年新製品を継続的に市場投入出来る企業力も萎えてきている様にも思えます。今回の各社の New をピックアップしてみると、
ICOMは、
HF/50MHz/144MHz/430MHz/option(1200MHz)を参考出品。
電源が入り、ディスプレイはつまみを回すとモノクロ液晶の表示がそれなりに変化するが、アンテナを繋いだ実働デモは無く、未だ未完成の様にも思われました。発売日、価格(30万円?)とも未定。意外に小型でコンパクト。エントリーモデル(Max 100W)と思われ、ミッドレンジクラスと評価するにはちょっと?型番は IC-9100 だが、グレードとの相関は無い。
Kenwoodは、
今春、アメリカとヨーロッパで既に発表している、HF/50MHzモデルを参考出品。
展示してあるモノは、外観だけ?中はほぼ空っぽと思われ、詳細な仕様の公表を憚って、半数のボタンスイッチの機能表示は敢えて無し、暫定スペックも、予想価格も発表無し、発売は来年(夏との噂も)とありました。
私個人としては、たったこれだけなら来年のハムフェアでの発表で十分と思われ、期待していただけに肩すかしを食らった思いです。なお、エントリーモデルではなくミッドレンジ相当で、フラッグシップモデルもありとか?
また、実物は無かったが、電飾パネルとムービー映像によると、APRS機能を搭載の144/430MHz帯のハンディ機が来年発売らしいです。その為か?現行品の TH-F7 の市販価格が三万円を切っています。
なお、ブースの社名表示が今年から JVC ケンウッド ホールディングス(株)となり、ケンウッドは社名変更した?と誤解している人がいます。これは、昨年の十月にケンウッドがJVC(ビクター)を買収し、両社の持ち株会社としての社名です。ですから、その傘下の事業会社として、(株)ケンウッドとビクター(株)は従来通り存続しています。
Standard(YAESU)は、
CQ ham rdio誌9月号に掲載済みの新製品として、
FMモービル FT-7900、FT-1900、FMハンディー FT-270があります。それ以外では目立たなかったですが、参考出品のレシーバー VR-160とAPRS対応の144/430MHz帯モービル機 FTM-350 がありました。また、見過ごしていましたが、FT DX 9000MPに MP Contest バージョンと称する派生機種が展示されていました。受注生産で価格未定とか。
ALINCOは、
既に発売中の3バンドハンディー DJ-G7が1200MHzもオンエアーできるので注目されていました。
その他のメーカーは関心が無くて素通りしました。なお、ICOMとKenwoodの参考出品の画像を以下に付けておきます。
ICOM IC-9100 |
Kenwood TS-???? |
2009年5月28日木曜日
国産オシロスコープって、製品化されたのはいつ頃?
オシロスコープ (Oscilloscope)って、知ってる人は少ないと思います。
オシロスコープとは、時間の経過と共に電気信号(電圧)が変化していく様子をリアルタイムでブラウン管に描かせ、目では見ることのできない電気信号の変化していく様子を観測できるようにした波形測定器です。
このブラウン管は、ドイツ人のブラウン(Karl Ferdinand Braun)が、大学の学生に電流の波形を見せるための教材として1897年に試作した陰極線管(Cathode Ray Tube)が原型とされています。
私たちが "ブラウン管" って言えば "テレビジョン" と同意語みたいな言葉ですが、これって、外来語ではなく日本語なんです。
海外では、Picture TubeとかCRT(Cathode Ray Tubeの略)と呼ばれるのが一般的で、おそらく、日本では、考案者の名前をそのままに呼称したのだと思います。
オシロスコープは、このブラウン管上の輝点の動きの速さや振れの大きさを測ることで、間接的に電気信号の電圧の時間的変化を簡単に測ることができます。
いわゆるテスターの指針の様な機械式では無く、真空中を移動する電子の変位を測るため、非常に高い周波数の電気信号の変化もブラウン管に描くことが可能です。
それ故、エレクトロニクス分野のエンジニアには、もちろんのことアマチュアの方まで是非とも使いたい測定器であって、また、これなくしては何も出来ないと言っても過言ではありません。
私は、このオシロスコープの歴史と製品としての改良改善の過程などに興味があり、昭和初期まで遡って出版された書籍の収集しています。
特に、オシロスコープの国産化はいつ頃だったのか?それはどこの会社だったのか?
まずは、何にも優先して知りたかったことですが、いろいろ文献の中から、オシロスコープが日本に登場したのは昭和初期の頃で、その多くがアメリカやヨーロッパからの輸入品だったようです。
調べていくうちに分かったことは、国産化が始まったのは昭和十年(1935)頃のことで、現在の(株)東芝の前身になる会社が国産第一号を製品化したようです。
つい最近ですが、東芝のオシロスコープのカタログを持って居られる方からメールを頂きました。
それによると、手元に保存してある東芝のオシロスコープのカタログの中に、まさしく、東芝が昭和10年に国産初のオシロスコープを完成させたとの記述(右の画像)があると、お知らせをいただき、その画像まで添付して頂きました。正にこれは、私の推論を裏付けるものとなりました。
積年の懸案事項だったことに解答が得られ、
わざわざ、ネットを介してご連絡頂いた、Kさんに、このブログを通して厚く御礼申し上げます。
なお、現在では「オシロスコープ」と呼び名が定着していますが、時代により、シンクロスコープ、オッシロスコープ、オシログラフなどと呼称された時代もありました。
コメント(アーカイブ)
私の父は岩通でシンクロスコープの仕事に携わっていました。
90歳になります。
こちらのHPを妹が見つけて父に見せたこともあります。
喜んでいました。
娘の私たちにはチンプンカンプンですが、父にとっては一生の仕事だったのだと思います。
あと何年生きられるか分かりませんが、
こちらのページは私たちにとっても何か嬉しく、有難うございます、という気持ちをお伝えしたくてメールしました。
2009.7.24 12:27:00 shione
--------------------------------
オシロスコープにご縁のあった方にご覧頂き、たいへん光栄に思っております。
このたびは、わざわざご感想をお寄せ頂き有り難うございました。
2009.7.24 13:24:10 BlueMac
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オシロスコープ |
オシロスコープとは、時間の経過と共に電気信号(電圧)が変化していく様子をリアルタイムでブラウン管に描かせ、目では見ることのできない電気信号の変化していく様子を観測できるようにした波形測定器です。
このブラウン管は、ドイツ人のブラウン(Karl Ferdinand Braun)が、大学の学生に電流の波形を見せるための教材として1897年に試作した陰極線管(Cathode Ray Tube)が原型とされています。
私たちが "ブラウン管" って言えば "テレビジョン" と同意語みたいな言葉ですが、これって、外来語ではなく日本語なんです。
海外では、Picture TubeとかCRT(Cathode Ray Tubeの略)と呼ばれるのが一般的で、おそらく、日本では、考案者の名前をそのままに呼称したのだと思います。
東芝のオシロスコープのカタログの表紙 |
いわゆるテスターの指針の様な機械式では無く、真空中を移動する電子の変位を測るため、非常に高い周波数の電気信号の変化もブラウン管に描くことが可能です。
それ故、エレクトロニクス分野のエンジニアには、もちろんのことアマチュアの方まで是非とも使いたい測定器であって、また、これなくしては何も出来ないと言っても過言ではありません。
私は、このオシロスコープの歴史と製品としての改良改善の過程などに興味があり、昭和初期まで遡って出版された書籍の収集しています。
特に、オシロスコープの国産化はいつ頃だったのか?それはどこの会社だったのか?
まずは、何にも優先して知りたかったことですが、いろいろ文献の中から、オシロスコープが日本に登場したのは昭和初期の頃で、その多くがアメリカやヨーロッパからの輸入品だったようです。
クリックすると画像が拡大され、読み取れる |
つい最近ですが、東芝のオシロスコープのカタログを持って居られる方からメールを頂きました。
それによると、手元に保存してある東芝のオシロスコープのカタログの中に、まさしく、東芝が昭和10年に国産初のオシロスコープを完成させたとの記述(右の画像)があると、お知らせをいただき、その画像まで添付して頂きました。正にこれは、私の推論を裏付けるものとなりました。
積年の懸案事項だったことに解答が得られ、
わざわざ、ネットを介してご連絡頂いた、Kさんに、このブログを通して厚く御礼申し上げます。
なお、現在では「オシロスコープ」と呼び名が定着していますが、時代により、シンクロスコープ、オッシロスコープ、オシログラフなどと呼称された時代もありました。
コメント(アーカイブ)
私の父は岩通でシンクロスコープの仕事に携わっていました。
90歳になります。
こちらのHPを妹が見つけて父に見せたこともあります。
喜んでいました。
娘の私たちにはチンプンカンプンですが、父にとっては一生の仕事だったのだと思います。
あと何年生きられるか分かりませんが、
こちらのページは私たちにとっても何か嬉しく、有難うございます、という気持ちをお伝えしたくてメールしました。
2009.7.24 12:27:00 shione
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オシロスコープにご縁のあった方にご覧頂き、たいへん光栄に思っております。
このたびは、わざわざご感想をお寄せ頂き有り難うございました。
2009.7.24 13:24:10 BlueMac
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2009年5月11日月曜日
"ラジオ技術" の創刊当時のモノが十一冊、一括りにされて
都内でも大学のキャンパスがより多く集まっている駿河台周辺。そんな街の一角に在る古書店へ立ち寄りました。古書特有の臭いのする書架の間で立ち読みする何人かの背中をすり抜け、奥に向かいました。
そこには、いわゆるラジオ雑誌がタイトルごとに並んでいる一方で、無造作に平積みされたモノもありました。
そんななかに、大ざっぱに紐掛けされた "ラジオ技術" が目に入りました。
現在のラジオ雑誌の多くがオーディオ専門誌を指向していますが、その昔は、ラジオ、テレビ、オーディオ、アマチュア無線の自作者向け総合誌で、"ラジオ技術" もそんな雑誌の一冊でした。
近寄って手に取ると、何と一番上は昭和22年4月号(創刊号)です。私も昭和二十年代の "ラジオ技術" は何冊か持っていますが、創刊号にお目にかかるのは初めてのことでした。
この紐掛けされた "ラジオ技術" は、昭和22年4月号(創刊号)から昭和23年10月号までの十一冊が束ねられているようです。その内訳は分かりませんでしたが、この一束?で何と三万円だそうです。
正にコレクターズ・アイテムなのかも知れませんが、私には高すぎて手が出ません。せめて創刊号だけなら買ってもいいとは思いました。
そこには、いわゆるラジオ雑誌がタイトルごとに並んでいる一方で、無造作に平積みされたモノもありました。
そんななかに、大ざっぱに紐掛けされた "ラジオ技術" が目に入りました。
現在のラジオ雑誌の多くがオーディオ専門誌を指向していますが、その昔は、ラジオ、テレビ、オーディオ、アマチュア無線の自作者向け総合誌で、"ラジオ技術" もそんな雑誌の一冊でした。
近寄って手に取ると、何と一番上は昭和22年4月号(創刊号)です。私も昭和二十年代の "ラジオ技術" は何冊か持っていますが、創刊号にお目にかかるのは初めてのことでした。
この紐掛けされた "ラジオ技術" は、昭和22年4月号(創刊号)から昭和23年10月号までの十一冊が束ねられているようです。その内訳は分かりませんでしたが、この一束?で何と三万円だそうです。
正にコレクターズ・アイテムなのかも知れませんが、私には高すぎて手が出ません。せめて創刊号だけなら買ってもいいとは思いました。
2009年5月1日金曜日
FM/AMラジオチューナー"radio Shark" をマックで試してみると、
Win_PC/MacにUSB接続でFMやAM放送を聴くことの出来るGriffin TechnologyのFM/AMラジオチューナー "radio Shark" をマックで試してみました。
「ふかヒレ」みたいなカタチのパソコン制御のラジオチューナーですが、アメリカ仕様のモノです。
アメリカ仕様とは、AM放送の周波数帯域は日本と同じですが、FM放送の周波数が87.5〜108.0MHzであって、日本の76.0〜90.0MHzと重なる部分がほとんどありません。
一昨年に買った、日本仕様の "radio Shark 2" に同梱のCD-ROMからドライバーをインストールしてみました。
"radio Shark" をUSB接続してアプリを起動。メニューのプリファレンスで "AM" は "9kHz" ステップに、"FM" は "Japanese" に設定し、受信したところ、AM放送は良好に受信できました。
FM放送は如何かと半信半疑で切り替えたところ、FM特有のザーっと言う雑音いわゆるホワイトノイズが聴こえ、周波数を変えていくと "84.7MHz" で放送が受信できました。
東京とその周辺でこの周波数を使っているのは "FM横浜" だけで、そばに置いてあったラジオ SONYの "ICF-SW7600GR" でも受信できて間違いないことが確認できました。
周波数を下の方へ移動していくと "83.0MHz" 付近から下ではホワイトノイズが消え全く受信不能でした。周波数表示は正常に機能していることから、アメリカ仕様としてのハードウェアの限界がこの辺であるからだろうと推測しました。
内部へアクセスして、同調回路の周波数を下げるように細工すれば、おそらく日本のFM周波数帯へ対応出来るはずですが、今は必要に思われず止めておきました。
東京タワーから送信されているFM放送は四波ですが、NHK-FMが "82.5MHz" で他はそれよりも下の周波数のため、聴きたいFM局は全て駄目、唯一聴けるのが "84.7MHz" の "FM横浜" です。
"83.0MHz" より上で放送している地域であれば、何も手にかけずに、このままでFMもAMもOKです。
私の場合は、AMそれも "810kHz" で放送の "AFN (ex"FEN") の「エイトテンダイヤル」を聞くことが多いので、パソコンに向かっている時のBGMとして丁度いい訳です。なお、使っているのは、Leopardがインストールされた "MacBook PRO" です。
「ふかヒレ」みたいなカタチのパソコン制御のラジオチューナーですが、アメリカ仕様のモノです。
アメリカ仕様とは、AM放送の周波数帯域は日本と同じですが、FM放送の周波数が87.5〜108.0MHzであって、日本の76.0〜90.0MHzと重なる部分がほとんどありません。
一昨年に買った、日本仕様の "radio Shark 2" に同梱のCD-ROMからドライバーをインストールしてみました。
"radio Shark" をUSB接続してアプリを起動。メニューのプリファレンスで "AM" は "9kHz" ステップに、"FM" は "Japanese" に設定し、受信したところ、AM放送は良好に受信できました。
FM放送は如何かと半信半疑で切り替えたところ、FM特有のザーっと言う雑音いわゆるホワイトノイズが聴こえ、周波数を変えていくと "84.7MHz" で放送が受信できました。
東京とその周辺でこの周波数を使っているのは "FM横浜" だけで、そばに置いてあったラジオ SONYの "ICF-SW7600GR" でも受信できて間違いないことが確認できました。
周波数を下の方へ移動していくと "83.0MHz" 付近から下ではホワイトノイズが消え全く受信不能でした。周波数表示は正常に機能していることから、アメリカ仕様としてのハードウェアの限界がこの辺であるからだろうと推測しました。
内部へアクセスして、同調回路の周波数を下げるように細工すれば、おそらく日本のFM周波数帯へ対応出来るはずですが、今は必要に思われず止めておきました。
東京タワーから送信されているFM放送は四波ですが、NHK-FMが "82.5MHz" で他はそれよりも下の周波数のため、聴きたいFM局は全て駄目、唯一聴けるのが "84.7MHz" の "FM横浜" です。
"83.0MHz" より上で放送している地域であれば、何も手にかけずに、このままでFMもAMもOKです。
私の場合は、AMそれも "810kHz" で放送の "AFN (ex"FEN") の「エイトテンダイヤル」を聞くことが多いので、パソコンに向かっている時のBGMとして丁度いい訳です。なお、使っているのは、Leopardがインストールされた "MacBook PRO" です。
2009年4月27日月曜日
Googleのトップページのロゴがモールス符号になってる!
2009年4月25日土曜日
マックで聴けるFM/AMラジオチューナー"radio Shark" を発見?
radio Shark アメリカ仕様 |
アメリカでは、"Win/Mac" どちらでも使えるようでしたが、日本での発売にあたり "Mac" 専用になってしまったようです。
一時は品薄状態もあったようですが、最近は店頭でも見かけなくなりました。
先日、秋葉原の某PCショップで聞いたところ、日本の正規輸入代理店は販売終了、平行輸入品なら未だあるかも?との返事でした。
radio Shark2 日本専用 |
日本で販売するにあたり、FMの受信周波数をアメリカチャンネルの87.5〜108.0MHzから日本チャンネルの76.0〜90.0MHzにローカライズする途中で "PC(Windows)" 非対応になってしまったのではないかと推測しています。
つい最近ですが、アメリカ仕様を、アキバの某PCショップの中古品売り場で見かけました。聞いていた通りの白色でしたが、包装は日本向け仕様とは異なる紙箱でした。
値札の添え書きに「日本の放送周波数には対応していません」とあり、注意を促す内容ですが、何とか聴ける様にする方法はないものでしょうか? 私的には、正規輸入品に同梱されてきたCD-ROMからドライバーをインストールすれば、日本の放送周波数に対応するのか?興味のあるところです。
2009年3月16日月曜日
"EGTALK ver 2.1 for Mac" と "まいと〜くMAC" をアキバで見付けた
ここ数ヶ月、秋葉原でパソコン通信プログラムを探していました。
もちろん、入手できるとしても中古品ですが、なかなか巡り会わずにいました。インターネットがこれほど普及した現在、相手によっては "パソコン通信" って何か?とも言われそうです。
それが、数年前のことですが、中古Macの専門店で(株)まつもとが開発したMac用としては数少ないパソコン通信用のアプリケーション "Jterm2.0" を見つけました。
しかし、当初の目的を実行出来ないうちに、どこかへしまい込んでしまい行方不明になっています。
やむなく、また探し始めましたが、偶然にも立て続けに二つのパソコン通信用のアプリケーションをアキバで見つけました。もちろん中古品ですが、両方とも未開封のモノです。
(株)エルゴソフトの "EGTALK ver 2.1 for Mac" と(株)インターソフトの "まいと〜くMAC" です。前者は1,575円、後者は1,050円でした。
これで今さらパソコン通信をやろうとしている訳ではありません。今から二十年ほど前にアマチュア無線家の間で流行った "パケット通信" をこのアプリで試してみたいと思ったからです。
ご存じのように、パソコン通信は電話回線を用いて通信を行う訳ですが、パケット通信はアマチュア無線の電波、主として430メガと1200メガの周波数帯で運用されていました。しかし、漏れ聞くところによると、その後のインターネットの普及によりパケット通信そのものは衰退し、一部ですが、GPS用途として利用されているようです。
パケット通信は "TNC" というモデムの様なハードウェアを用い430メガのFM電波で通信を行います。私も、TNCとしてAEA製のPK-88JとMFJ製のMFJ-1724を用いて、このパケット通信をやっていた時期がありました。
しかし、市販の通信アプリは全く無くて、基本的な仕様が似ているパソコン通信用のアプリで代用していました。
当時はNECのPC-8801MK2を主として使っていて、最初はN-BASICで簡単な通信プログラムを自作して通信していました。しかし、半角英数文字と半角カタカナしか使用出来なくて大変不便でした。
やがて、九州のキャリーラボと言う会社が "JetTerm" と言う通信アプリを発売し、これがなかなか秀でていて、使い勝手が良く、漢字も送受でき、永らく使っていました。このアプリは8ビット機専用でしたが、その後に16ビット機用も出た様でした。しかし、私が本格的にPC-9801を使い始めた時に、このキャリーラボは倒産?したとの噂がパケット通信で流れてきて入手出来なくなりました。
慌てて16ビット用のアプリを探し始めましたが、幾つかの候補のうち、技術評論社から出ていたパソコン通信用のアプリ "CCT-98" がベストを思われ、早速購入して使ってみました。
Win 3.1の画面ではとてもシンプルな操作で通信が出来ることが分かり、それから数年でしたが、専らこれを使用してパケット通信を楽しんでいました。
やがてマイクロソフトからWin95が出るにおよび "CCT-Win" と、バージョンアップのお知らせが来ました。OSの大きな変更はアプリのGUIもそれなりに変更になり、ワタシ的にはあまり使い勝手が良くないように感じました。
時を同じくしてインターネットの利便性が大々的に報じられるようになり、私もパケット通信はそれを境に停止してしまいました。
それからでも十年余が建ち、このアプリ "Jterm2.0" との出会いがあり、またまたパケット通信を試してみたいと考えるようになりました。
まず、ハードウェアの立ち上げとMac OSの問題をクリアする必要があります。今回購入したパッケージでは漢字talk7 以降で利用出来るとあり、手持ちのOld Macでも使えそうに思えました。それで、当面、"PowerMac 7600/200" で漢字talk7.5.5をブートすることで考えています。
後は無線機のチューンナップですが、ケンウッドの430メガFMトランシーバーTR-8400を予定しています。それとTNCのI/OがRS-232CなのでMacのRS-422との変換コネクタを調達することも必要になります。
本番までには幾つものハードルを越えなくてはならず、マダマダ先の見える話ではありませんが頑張ってみたいと思います。
それにしても、既に忘れ去られたパソコン通信用のアプリケーションが中古品とは言え、なんとか探し出せたアキバのジャンク市場の奥の深さに、いつもながら驚かせられます。
もちろん、入手できるとしても中古品ですが、なかなか巡り会わずにいました。インターネットがこれほど普及した現在、相手によっては "パソコン通信" って何か?とも言われそうです。
それが、数年前のことですが、中古Macの専門店で(株)まつもとが開発したMac用としては数少ないパソコン通信用のアプリケーション "Jterm2.0" を見つけました。
しかし、当初の目的を実行出来ないうちに、どこかへしまい込んでしまい行方不明になっています。
EGTALK for Mac とインターソフトの まいと〜くMAC |
やむなく、また探し始めましたが、偶然にも立て続けに二つのパソコン通信用のアプリケーションをアキバで見つけました。もちろん中古品ですが、両方とも未開封のモノです。
(株)エルゴソフトの "EGTALK ver 2.1 for Mac" と(株)インターソフトの "まいと〜くMAC" です。前者は1,575円、後者は1,050円でした。
これで今さらパソコン通信をやろうとしている訳ではありません。今から二十年ほど前にアマチュア無線家の間で流行った "パケット通信" をこのアプリで試してみたいと思ったからです。
ご存じのように、パソコン通信は電話回線を用いて通信を行う訳ですが、パケット通信はアマチュア無線の電波、主として430メガと1200メガの周波数帯で運用されていました。しかし、漏れ聞くところによると、その後のインターネットの普及によりパケット通信そのものは衰退し、一部ですが、GPS用途として利用されているようです。
パケット通信は "TNC" というモデムの様なハードウェアを用い430メガのFM電波で通信を行います。私も、TNCとしてAEA製のPK-88JとMFJ製のMFJ-1724を用いて、このパケット通信をやっていた時期がありました。
しかし、市販の通信アプリは全く無くて、基本的な仕様が似ているパソコン通信用のアプリで代用していました。
当時はNECのPC-8801MK2を主として使っていて、最初はN-BASICで簡単な通信プログラムを自作して通信していました。しかし、半角英数文字と半角カタカナしか使用出来なくて大変不便でした。
やがて、九州のキャリーラボと言う会社が "JetTerm" と言う通信アプリを発売し、これがなかなか秀でていて、使い勝手が良く、漢字も送受でき、永らく使っていました。このアプリは8ビット機専用でしたが、その後に16ビット機用も出た様でした。しかし、私が本格的にPC-9801を使い始めた時に、このキャリーラボは倒産?したとの噂がパケット通信で流れてきて入手出来なくなりました。
慌てて16ビット用のアプリを探し始めましたが、幾つかの候補のうち、技術評論社から出ていたパソコン通信用のアプリ "CCT-98" がベストを思われ、早速購入して使ってみました。
Win 3.1の画面ではとてもシンプルな操作で通信が出来ることが分かり、それから数年でしたが、専らこれを使用してパケット通信を楽しんでいました。
やがてマイクロソフトからWin95が出るにおよび "CCT-Win" と、バージョンアップのお知らせが来ました。OSの大きな変更はアプリのGUIもそれなりに変更になり、ワタシ的にはあまり使い勝手が良くないように感じました。
時を同じくしてインターネットの利便性が大々的に報じられるようになり、私もパケット通信はそれを境に停止してしまいました。
それからでも十年余が建ち、このアプリ "Jterm2.0" との出会いがあり、またまたパケット通信を試してみたいと考えるようになりました。
まず、ハードウェアの立ち上げとMac OSの問題をクリアする必要があります。今回購入したパッケージでは漢字talk7 以降で利用出来るとあり、手持ちのOld Macでも使えそうに思えました。それで、当面、"PowerMac 7600/200" で漢字talk7.5.5をブートすることで考えています。
後は無線機のチューンナップですが、ケンウッドの430メガFMトランシーバーTR-8400を予定しています。それとTNCのI/OがRS-232CなのでMacのRS-422との変換コネクタを調達することも必要になります。
本番までには幾つものハードルを越えなくてはならず、マダマダ先の見える話ではありませんが頑張ってみたいと思います。
それにしても、既に忘れ去られたパソコン通信用のアプリケーションが中古品とは言え、なんとか探し出せたアキバのジャンク市場の奥の深さに、いつもながら驚かせられます。
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