トップ記事は、
「電波で遊ぼう アマチュア無線」今年の夏も東京・有明でお待ちしてします」と、夏号らしく毎年八月の下旬に開催のアマチュア無線フェスティバル「ハムフェア2008」の告知が掲載されています。
特集記事は、
JARL NEWS 2008年夏号 |
HF帯にチャレンジしよう!後編
前編は三ヶ月前の春号に掲載されていた?ようですが、月刊誌でもなく時間が経ちすぎて何だったんだか?スッカリ忘れています。たいした分量でも無し、一挙掲載でも良いと思いますが・・・
これ以外で、最近、JARLの目立ったキャッチフレーズとして、「みんなで不法局を追い出そう!!」が掲載されています。
具体的にその一部を引用すると、
交信の際はきとんとコールサインを言いましょう!あきらかに業務通信用と思われる通信をはじめ、音楽を流してレピータを妨害したり、バンドプランを無視した運用など、アマチュアバンドに不法局が出没しています。
これらの不法局を追い出すための、とても良い方法があります。それはみんなで「コールサインを言う」という、とても簡単なことです。コールサインの送出は、無線局運用規則で義務づけられています・・・(中略)・・・みんなで、交信のときはコールサインを必ず言うことによって、不法局を追い出そうではありませんか。
と、こんな内容です。
しかし、交信のときはコールサインを必ず言うと何で不法局を追い出せるのか?その論理が私には理解出来ません。
東京都内で430メガバンドを例に取れば、月曜から金曜日の昼間に受信出来る殆どの局はコールサインを言わない移動局、つまり、運送業務車両?の一部や深夜は旅客運送業の車両?の一部が、ここで言う、不法局に該当する行為をしていると思われます。
コールサインを言う(敢えて言えば)合法局は、数が少なく且つそれらの不法局を避ける様にして交信していて肩身の狭い思いいます。
彼らは、元々コールサインを持っていない無免許局か、持っていても言わない違法局で、自ら無線局の不法運用である事を敢えて認めた上での交信をしていて、それが普通であり苦にもしていない?ようです。
そんな現状で、コールサインを言う事だけで不法局を追い出すことは、まず不可能でしょう。
見えない相手だけに毎度毎度、歯痒い思いをしていますが、積極的にもっと実効性のある施策を打ち出せないのか?日本アマチュア無線連盟は・・・
補足
しかし、コールサインを言わない不法局がある一方、コールサインさえ言えば、何をしても全て合法と勘違い?しているアマチュア無線局もあります。
都内では、430メガのアマチュア無線バンドでも恒常的に違法な交信が行われています。昼間はトラック?やダンプカー?などの車両に多く、夜間は一部のタクシーと推測されます。前者は殆どの場合コールサインの明示は無し(多くが違法ではなく無免許いわゆる不法局)、後者の場合は免許を所持している様です。
特に夜間(深夜)ですが、法人および個人タクシーの乗務員によるアマチュア無線バンドに於ける業務的?な通信が聴けます。
その交信内容ですが、タクシー乗り場の混雑情報、自分が客待ち列の何番目かとか、道路の渋滞情報、客扱中の仲間への道案内、仲間の行先の確認、料金メータのカウントは? などなど、自らの旅客運送に関わる内容の交信がなされています。正に、コールサインを明示すれば、何を話してもOK(合法)とでも勝手に解釈しているようにも思えます。
都内でしか傍受できそうにありませんが、一例として、日比谷、有楽町界隈で客待ちをしている法人および個人タクシーの事例を以下に示しておきます。
毎晩、午後11時頃から午前2時頃まで、アマチュア無線バンドの 432.96MHz (Busyの場合は、20kHzあるいは40kHz下へQSY)で、殆ど途切れることなく、入れ替わり立ち替わり、法人および個人タクシーの乗務員による旅客運送に関わる内容の交信が延々とワッチ出来ます。
これが合法か違法かですが、私個人としては、正にこれは無線局免許状の指定事項「無線局の目的」として明示されている「アマチュア業務」とはかけ離れた「目的外通信」、つまり違法運用と解釈しています。
コメント(アーカイブ)
減るという根拠はありません。不法局より妨害局の取り締まりを厳重にやるべき。
電波管理局の職員は公務員じゃないでしょうね。
電波使用料を払って、妨害されながらアマチュア無線を楽しむ。
この妨害局を特定し、取締りができない管理局は即刻解散すべし。
Posted by 山口達夫 at 2009.3.14 19:09:01
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無免許の移動局を追い出したいのですがいい方法はありますか?電波管理局に通報して効果ありますか?宜しくお願いいたします
Posted by なお at 2009.5.21 18:44:18
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電波行政を司る総務省へ相談しても、それはJARL(日本アマチュア無線連盟)へ相談してっと、突き返されるそうです。それで、JARLへ同じことの相談を持ちかけると、それは総務省のお役目と、これまた、素気ない返事が来る様に聞いています。要は、押しつけ合って、両方とも何もしないと言うことの様です。
プロの無線局と同様に、電波利用料もシッカリと納付していても、アマチュア無線局は一番軽視されている無線局なんです。
Posted by BlueMac at 2009.5.28 23:14:26
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