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2014年7月30日水曜日

必見!秋葉原「ラジオ会館」のフロア・マップ

建て替えのため、閉館していた「秋葉原ラジオ会館」が7月20日にリニューアルオープンした。

秋葉原ラジオ会館は、1950年に木造2階建ての店舗として開業して以来、ビルの増改築などを経て、秋葉原ラジオ会館本館が完成したが、建物の老朽化により三年前に閉館していた。

新しいビルのフロア構成は地上10階、地下2階、塔屋2階で、テナントは1~10階と地下1階の11フロアに入店。テナントの多くはアニメやホビー系ショップだが、電子部品やコンビニ、地下には飲食店として銀座ライオンが開店した。

また、駅前のシンボル的な存在だった「世界のラジオ会館 秋葉原」という、あのど派手な看板も復活した。(各フロアの図は、クリックすると拡大できる)









10Fは、オフィス・スペースと倉庫およびイベント・スペースのため省略

2014年7月21日月曜日

カセットテープからSDメモリーへのダビング その2

ソニーの CDラジカセだが、カセットテープから SDメモリーにダビング出来ることにだけ注目して買った。その他に付いては、おおよそだが、従来のCDラジカセと同じ様な使い方だと、勝手に解釈し、カタログを隅から隅まで読むこともなった。

イザ、使ってみての自分なりの感想を以下に記し、これから買おうかと思案している方々への参考になればと思うが・・・

ソニー CFD-RS500
カセットテープ/ CD/ FM AM放送が SDに録音可能

まず、このモデルだが、角張った箱物ではなく、丸っこいフォルムで、写真写りが良く、得をしているようだ。
キャリングハンドルもあり、持ち運べるが、横幅は 40cm弱、約 3kgあり見た目より重い。
ACコードが付き100V専用だが、時計や録音タイマーなどのバックアップ用として、単三電池を必要とする。
リモコンが付属するが、カセット部は昔ながらのガチャガチャ式だからリモコンに非対応だ。

カセットテープは、ノーマル(TYPE Ⅰ)のみ。Dolby や NR などは無し、テープカウンターも無し、レベルメーターも無し、録音レベルの調整も無しの無い無い尽くしだ。

読み込み設定は、128kbpsだけ。
iTunesでもデフォルトだし、相手がカセットテープなら許せる範囲だ。
LCDによる表示部は、ブルーの地に抜き文字で表示されるため読み難い。日時は、電源OFF時に大きく表示されるが ONすると、他の情報表示に置き換わるが、それほど不便でも無い。

性能に関係無いが、操作するボタンは、全て日本語表示で、しかも文字が小さく読み難くい。他の多くと同様、素直に英数字のままで良かったと思う。
カセットテープからのデータ起こしをするのは、きっと年寄りだから英文は分からないだろう?との親切心からか?そこまで深読みしているなら、老眼に優しく文字を大きくするのが先だろうが?
恐らく、テープレコーダーの使い方のヒトツとして、女子供や年寄りの歌やピアノのレッスン、英会話など、いわゆるお稽古用と、1970年台半ばのコンセプトを今でも引きずっているのかもしれない。しかし今は、片手に収まる ICレコーダーに代替わりしている。

CDドライブも付いているが、今は、CDを PCに挿入すれば、即ダビングが始まる。ワザワザこれでデジタル化する必要も無い。カセットテープからのデジタルデータ化に特化して、スピーカーもモニター出来る程度で十分だと思う。

実際に、カセットテープを 10巻ほど一気に SDメモリーに取り込んでみた。
操作は簡単で、淡々とテープエンドでカッチャと停止するのを待つだけ。直ぐに SDメモリーからプレイバックしてみると、ソコソコの音質で聴けた。
気を良くして、別のテープのモノを聴こうとしたが、ハタと困った。
ファイル名が "Tape001" からの連番で付けられ、どのテープが何番なのか?わからないし、リネームも出来ない。

結局、PCへ SDメモリーを差し替え、リネームする羽目になった。
自分はマックなので、iTunesへ取り込み、後は CDの時と同じで、歌手名やコンサート名、録音日付などなど書き込んだ。
それ故、これ以降は iTunesでプレイするので快適そのものだし、直ぐに iPhoneや iPod touchへ同期して、そちらでも聴いている。ただし、オーディオシステムでのプレイバックは、粗が目立ちそうで?今のところ遠慮している。

因みに、VAIOならソニーオリジナルのサウンド・オーガナイザーがあるので、それで、管理すれば便利だろう。他の PCでも同様のアプリで管理すれば、長らく寝ていたデータが生かされると思う。

当分は鉛筆のご厄介になるが、ワカメ・テープを作ること無く、100巻(200 play back)くらいはノートラブルで動作して欲しいと祈る気持ちでいっぱいだ。

2014年7月19日土曜日

カセットテープからSDメモリーへのダビング その1

1970年台半ばから 1980年台前半までエアーチェックに明け暮れた世代は、今でも、録り貯めたカセットテープを数多く保管していると思う。
往時を思い出し、聴いてみたいとは思いつつ、テープデッキは既に無く、ラジカセも多くのメーカーが製造を止めて久しく、更にカセットテープそのものが入手困難になりつつある時代だ。

少々、オーディオに凝った者なら、何とかデジタルデータにする方法を思い付くだろうが、それもなかなか面倒で腰が上がらない。一方、カセットテープ自体が、三十年余の時を経て、シッカリと回ってくれるかも心配される。

ソニー CFD-RS500
カセットテープ/ CD/ FM AM放送が SDに録音可能

これまで、USBオーディオ・インターフェースとして、Griffin 製の iMicとか Roland の UA-1G とかも購入して試してみた時期もあった。それなりの結果が出て、行けそうなのが分かった。
しかし、複数の機器の配線の取り回しとか、入力がアナログ故に、レベルをどの辺にセットするか試行錯誤もあり、なかなか決めかねていた。

録り貯めたカセットテープも半端な数では無く、選りすぐるにしても、それほど数が減りそうに無い。また、60分テープは、60分間のダビング時間が必要で、CDの様な倍速ダビングはできず、拘束時間もそれなりに長く、時間を掛けてコツコツやるしか無い。

それで、今回は、クオリティーはソコソコでも、結果を出したいと、ソニー製のラジカセで、カセットテープから SDメモリーへ録音できるモノを買ってみた。
実際の操作は、かなり簡便で、カセットテープを挿入し、録音ボタンをプッシュ、カセット部の再生ボタンを押し下げテープを走行させるだけ。
テープエンドでテープは自動停止し、録音状態も解除される。オートリバースなど無いが、その場で SDメモリーから再生できて、結果がわかる。
録音レベルはお任せ、テープはノーマルだけ、ドルビーなんて無い。ソコソコの仕上がりだが、AM放送を聴いていると同レベルくらいの出来で、それ以上は望めないが、それ以下でも無さそうだ。

カセットメカの部分が垣間見えるが、往時でも最低グレードのカセットテープレコーダと同じ程度だ。フルロジックで、3ヘッドの高級メカが搭載されたモノを使っていた者にすれば、ため息が出る。
手間を掛けずに、往時を懐かしく思い出すには、このレベルで満足するしか手は無さそうだ。

2014年7月17日木曜日

アイコムが創業50周年記念モデルを発売

アマチュア無線機のメーカーである、アイコムが創業50周年記念モデルを発売する。
同社のニュースリリースでは、「選べる5色のID-51を全世界5000台(各色1000台)限定販売」とある。

かっての井上電機製作所であり、50メガのトランシーバー FDAMー3 を懐かしく思い出す。

当時、自分はトリオ(現JVCケンウッド)の TR-1000 から TR-1200 へ買い替えた頃で、この FDAMー3 は周波数変動が著しく、そんな相手と交信すると、追従するのが面倒で、自分としては鼻で笑っていた。その頃から、半世紀が過ぎ、立派な企業になったようだ。

この業界では、八重洲無線も含めた御三家による寡占状態だが、アマチュア無線人口が、1995年頃をピークに減少傾向で、行き先は必ずしも明るくない。

余談であるが、この御三家繋がりで、
オーディオ御三家と、もてはやされた、サンスイ、パイオニア、ケンウッドだが、
経営が悪化、民事再生法の適用を申請し事業再建を目指していた山水電気は、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けた。
また、オーディオと共に、LDでは先駆したパイオニアだが、AV事業子会社「パイオニアホームエレクトロニクス」のすべての株式を、オンキヨーに売ることで基本合意した。
残るケンウッドは、JVCを買収し、社名をJVCケンウッドと改め、かっての御三家で独り気を吐いている。

2014年7月16日水曜日

30年も前に使っていた名刺サイズ FM Stereoラジオ

昔々の家電カタログの束を整理していて、ふと気になった一枚がこれ。
今から約三十年前の物で、当時のトリオの FMラジオ FM mini(FM-32)のカタログだが、奇しくも、未だ現物があり、しかも動作するのが奇跡?

トリオの FM mini
カタログは実物大のようだ

当時は、これより一回り大きいサイズのラジオが一般的だったが、これは、いわゆる、名刺サイズで単4電池二本を内蔵させても100g未満、ワイシャツの胸ポケットでも苦にならなかった。

更に、小型を象徴する意味では、イヤホンが、現在は当たり前になっているインナー型を使用していて、オーバーヘッド型が定番だった当時としては小ささをと扱いやすさをコンセプトにしていた。もしかすると、この種のイヤホンとしては、初めて製品化されたモノかもしれない?

ブランド ロゴが変わり
i の dot が逆三角であるのが特徴的
このシリーズ、AM専用とAM/FM/TVのマルチバンド用と、このFM Stereo専用があった。
それまでに、色々な小型ラジオを使ったが、FMだけを聴くコンセプトが気に入り買ったが、都内で聴くぶんには雑音も無く音質も申し分なかった。

ただし、FMの特質上あまり東京タワーから離れたところでは届く電波も弱くなり雑音も増えたが、AM放送の番組に飽き飽きしていた自分には正にピッタリのラジオだった。

画像では、分かり難いが、ブランド・ロゴが従来のタイムズ・フォントに似た "TRIO" とは異なる。1980年前半から数年間だけ使用された希少のモノで、1986年に社名が(株)ケンウッドに変わった時点で "KENWOOD" に置き換えられ消滅した。

2014年7月14日月曜日

秋葉原ラジオ会館が7月20日に再オープン、アニメ・ホビー系店舗が多い、

久しぶりに秋葉原へ出掛けた。
最近は、総合家電の大型店へ直行し店内を一周することで用事が済んでしまうが、改札口から中央通りへ向かった。
直ぐに目に入るのが、今も昔も変わること無い、秋葉原ラジオ会館だ。
そのラジオ会館だが、老朽化によるビル建て替えのため、取り壊し立て直しの工事が行われていた。この週末現在だが、オープン日が決定、7月20日(日)10時にリニューアルオープンとなるようだ。

秋葉原駅前 リニューアルした ラジオ会館

この秋葉原ラジオ会館は、1950年に開業したと聞くが、その後の増改築などを経て、秋葉原ラジオ会館本館が完成したが、建物の老朽化により、三年前に閉館し、取り壊しと再建工事が為されていた。

新しいビルは地上10階、地下2階で、テナントの多くはアニメやホビー系ショップだが、電子部品や飲食店、コンビニエンスストアなども入店予定らしい。

既に外側から見る限りは、完成していて、「世界のラジオ会館秋葉原」と言うど派手な看板は完成し、一週間後の新装開店が、いまこの時から待たれる。