TX-88は、電波法で新たに施行された電信級/電話級アマ向けにトリオが企画したアマチュア無線用送信機だ。
1959年(昭和34年)頃に球無しオールキットで発売された。
後発のTX-88A(終段管はUY-807)は、通信型受信機9R-59とペアを組むアマチュア無線用送信機として企画され、1961年(昭和36年)頃に同じく球無しオールキットで発売されたが完成品としての販売は無し。
型番のサフィックスにAが付くが、マイナーチェンジでは無く、TX-88(終段管は6AR5)とは製品としては全くの別物だ。
それ故、両者を区別するためにTX-88は「A無し」、「88無印」と呼ばれる事もあった。
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