短波帯のアンテナ、例えば七メガの八木アンテナを作るとなると、本格的には半波長の20メートルの長さになり、なかなか自作も大変です。その点で言えば超短波帯は波長が短い分だけ工作も比較的簡単の様に思われます。
1200メガ用の10素子ループアンテナ |
画像にあるループアンテナは十年くらい前にハムフェアで購入しました。
神奈川県川崎市にあるマキ電機の物です。
マキはUHF用のアンテナに力を入れていて、色々な形状のアンテナを製造販売しています。私もこの当時、老朽化?したケンウッド製の1200メガFMトランシーバーTR-50にダイアモンドのコリニア アンテナ U-200で時々オンエアーしていました。
1200メガに出始めたのは1985年頃で、当時は東京でも1200メガは相手がなかなか見つからず専らレピーターに頼るしかない時代でした。故に、シンプレックスでの交信などローカルに親しい局が存在しない限りご縁がありませんでした。
コネクタはN型 |
最近の都内のアクティブ状況は把握していませんが、アマチュア無線機器各社のカタログを見ても1200メガにはあまり力を入れていない様子に、その昔とそれほど実体は変わっていない様な気がしています。しかし、これは私のお宝(ガラクタ)なので、埃を払い記念撮影?だけしておきました。復活の時が来るのか?今のところ不明です。
全長約60cm、重量約400g、アルミ材 |
UHF帯に於いて低損失の10D-SFAタイプ、心線は二重シールドになっていて、とても固く、画像では直径約50cmで巻いて束ねてあり、これ以上 細めに巻くことはかなり困難です。
それ故、室内への引き込みや室内の引き回しには最低半径25cm位のカーブが必要で、特に無線機の背面への引き回しにスペースを広めに確保する必要があります。長さは 50cm x 3.14 x 7回 = 十メートル 位です。
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